事前認定後の交渉で、賠償額が1.9倍増額した事案
ご相談内容
被害者 | 50代 パート 女性 |
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部位 | 腕 |
傷病名 | 右腕骨近位端骨折 |
後遺障害等級 | 10級 |
獲得金額 | 1360万円 |
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 10 | 10 | – |
入通院慰謝料 | 100 | 150 | 50 |
休業損害 | 315 | 315 | 0 |
逸失利益 | 408 | 660 | 252 |
後遺障害慰謝料 | 200 | 440 | 240 |
諸雑費 | 3 | 5 | 2 |
交渉による調整 | – | 40 | 40 |
合計 | 1026 | 1610 | 584 |
事故・怪我の状況
Aさんは、信号のない交差点でお子さんと横断歩道を歩いて渡っていたところ、左側から来た自転車にぶつけられて倒れ込み、右上腕を骨折してしまい、入院、手術を行いました。
また、リハビリ後も右腕を高く上げたりすることができず、細かい作業をするのも難しい状態でした。
解決までの流れ
Aさんは、事故の治療を終え、事前認定で後遺障害10級の認定を受けていましたが、保険会社からの賠償金の提示が約700万円だったため、その金額が妥当かどうか判断してほしいと相談されました。
そこで、保険会社からAさんに提示された書面を確認したところ、傷害に対する慰謝料の他、後遺障害に対する慰謝料、逸失利益に関する補償等が十分ではなかったため、示談交渉のご依頼となりました。
また、Aさんは任意保険会社に加入していなかったため、着手金や報酬についてもご不安に感じていらっしゃるようでしたので、ご事情等を伺った上で、着手金は0円、回収金で報酬金をご精算する契約内容でご契約いただくことになりました。
弁護士による交渉の結果、もともとAさんが保険会社から提示を受けていた金額の約1.9倍の金額で示談がまとまり、解決結果に大変満足されました。